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    口蹄疫〜知事の言葉で真実を・・・

    口蹄疫(宮崎) comments(0) trackbacks(0) まったけの嫁

    今日知事のブログ拝見しました。
    知事がつぶされないかとても心配でしたが・・・・、つぶされかけているのかな・・・って思いました。
    この政治家は守りたい・・・そう感じました。



    知事のこの表情が忘れられません・・・。

    今日は、16日17日のブログを転載させていただきます。

    -----------------

    そのまんまブログ

    http://ameblo.jp/higashi-blog/page-1.html#main
    2010-07-16

    今回、薦田氏には、大変重い決断をして頂いた。本当に断腸の思いかつ苦渋の決断だったと思う。さぞかしお辛かったことだろうと、心中察するに余りある思いである。

    これまで、県民の皆様の様々なお声に耳を澄まし、種雄牛を救済すべく精一杯頑張って来たが、ただただ、僕の力不足で農水相の意固地を動かせず、このような結果(6頭殺処分)になったことに対して心からお詫び申し上げたい。また、宮崎全体の県益のことに配慮された薦田氏の英断に対して心から敬意を表し、感謝を申し上げたい。

    あらゆる視点に立ち大臣に提案・要望して来たが、「とにかく、殺処分しなければ移動制限解除はしない」という農水相の一点張りは最後まで覆せなかった。

    結果、薦田氏の種雄牛が残っていれば、いつまでも移動制限並びに非常事態宣言の解除は出来ず、県民の皆様の生活や地域経済等に深刻な被害・影響が及ぶことになる。加えて、これらを拒否すれば、今後の国の復興対策支援や交付税等にも影響が懸念された。いわば 移動制限解除や復興支援を人質とした農水相のやり方は姑息で卑劣だと言わざるを得ないが、「法」や「権力」を振りかざされるとやはり我々は屈せざるを得なかった。

     本当に悔しい。この国はこのままでは絶対に駄目になる。


    今後、大臣におかれては、薦田氏から出された3質問への回答と抗体検査実施に対しては誠意ある対応をお願いしたい。薦田氏のささやかな願いくらいは叶えて頂けないだろうか? それは、最早「法」や「制度論」等の問題ではなく、大臣の、政治家或いは人としての優しさ・良識・見識・器・人間性・感性の問題である。それが、せめてもの「国民目線の政治」であろう。「殺処分さえすればそれでいいのか?」

    薦田氏の種雄牛6頭は明日殺処分予定である。殺処分が終わったら、児湯地区の移動制限は解除になる。そうなれば、県全体の非常事態宣言解除に大きく前進する。しかし、まだまだ気を緩めてはいけない。

     関係各位、県民の皆様には、今後も引き続き防疫対策は万全にお願い申し上げます。


    そして、今日の知事のブログはこうでした。 ↓


    2010-07-17
    読売新聞社説について

    7月17日(土)の読売新聞社説「一貫性を欠いた宮崎県の対応」について・・・・・・

    まずは天下の読売の社説に今回の件を取り上げて頂いたことに謝意を表したい。恐らく、九州版だけだろうが。

    内容は概ね間違いではないが、字数等の問題もあり、やはり表層的と言わざるを得ない。また、この内容を読んだ県民や国民の皆様が額面通り、つまり表層的なことのみを鵜呑みにされ、誤解・曲解等をされると困るので、一言だけ書き留めて置きたい。これは、別に批判・抗議・訂正要求なのでは無い。どちらかと言うと解説・加筆・真相吐露といった意味合いである。


     ※『』内は記事抜粋

     『(国の方針で決まった、殺処分を前提としたワクチン接種を余儀なくされた)他の農家と同様に公平に殺処分すべき・・・』

     →公平というのか?平等というべきなのか? ならば、一体何を持って公平というのか?平等というのか?まぁ、その議論はまたの機会にするとして、公平というのなら、国が認めた県種雄牛との公平性はどうなるのか? 肥育牛、母牛、種豚等とのバランスは語られなくていいのか? 国がワクチン接種マニュアルで示している「同じ偶蹄類でも、ペットや動物園の展示動物等は対象外とされている。理由は、家畜では無いから・・・」この対応については公平か?


     『種牛の延命問題を巡る東国原知事の言動は一貫せず・・・・』

     →今回の事態は、その規模といい、ウィルスの伝染力といい、国の防疫マニュアルの不備といい、前例の無い未曾有の畜産災害であった。そういう場合は、予測出来ない様々な事例・場面に直面する。何が起こるか分からない事態では、現場での機動性・柔軟性・臨機応変さ・スピード感・結果重視等の判断が要求される。

     『知事の言動は一貫せず』というのは、『知事は口蹄疫対策特別措置法に基づき、一度は殺処分するよう勧告した。だが、農家が応じなかったため、種牛を県に無償で譲渡してもらい、特例による救済を求める方針に切り替えた』ということであろう。

     →特措法のそもそもの欠陥性の議論はまたの機会にして、「特措法により勧告しろ」と大臣に恫喝され、その時は「一応、勧告だけはします」とお答えした。しかし、特措法を読めばお分かりだと思うが、勧告と殺処分は行政執行としては別物である。勧告したからと言って殺処分しなければならないことは無い。また、県がやらない場合は国が出来るとなっている。

     →あの時(一応勧告したとき)、またそれ以前から、薦田氏から「私の人生を掛けた種牛がもし殺処分されたら、私も死ぬ」と言われていた。薦田氏とは、今回、数回に渡ってお会いし、自筆の手紙も頂いていたが、その姿勢は本気であると判断した(因みに、山田大臣はこれまで一回も会おうとも、電話で話を聞こうともされていない)。

     県民の生活を預かる立場として、行政執行によりみすみす薦田氏(県民)の命を奪うようなことがあってはならないと強く思った。何とか、最悪の事態(悲劇)は回避しなければならないと判断した(因みに、その時、山田大臣(当時副大臣)は関係者に「提訴しようとするような人間が自殺する訳がない」と仰ったそうである

     →薦田氏から「県に無償譲渡するので、畜産界の大事な遺伝子・資産を、畜産復興のため残し、役立てて欲しい」と言われ、県の所有になるのなら、既に国に特例を認められた県スーパー種雄牛と同じ特例で認められないだろうか?と考え、それを山田大臣に伝えた。(篠原副大臣によると) 山田大臣の答えは「赤松大臣は認めたかも知れないが、今は俺が大臣だ。俺は認めない」だった

     因みに、赤松大臣のときの副大臣は山田氏(現大臣)であった。県のスーパー種雄牛の避難を特例で認めたのは赤松大臣と山田副大臣である。篠原副大臣(現・現地対策本部長)も仰っておられたが、明らかに論理破綻・論理矛盾している。

     勿論、家伝法と特措法の違いはあれ、家伝法を補足・補完するのが特措法であり、特例が示す質・趣旨は同じである。


     その後、僕の方から「どこにでも会いに行くから、話を聞いて頂きたい」と面談を申し入れたが、「嫌だ。事務方になら会っていい」と言われた仕方なく、事務方が選挙中、熊本空港まで会いに行き、救済を申し入れたが、けんもほろろに断られた。

     その後、選挙が終わり、突然 「会ってもいいので農水省に来い」 と言われ、わざわざ農水省まで出向いた。

     そこで、県内から集められた嘆願書を手渡そうとしたが、椅子にふんぞり返ったまま「そこに置いて」と言われた。よっぽど投げ付けてやろうかと思ったが、県民の皆様の民意を投げ付けたら失礼だと思い、ぐっと堪えた。因みに、その嘆願書の中には、地元民主党国会議員の連名による6頭救済の要請書も入っていた。

     僕は、これまで様々な大臣や副大臣等に要望書や嘆願書を持参したが、受取ろうともせず、「そこに置け」と言われたのは初めてであった。こういう方を信用・信頼しろという方が無理である。


     読売新聞の社説を書いた方、如何でしょうか?

     
     そもそも、リングワクチン政策は国の方針である。国から提案があったとき、地元自治体が提示した条件は々颪亮臚魁弊嫻ぁ砲任笋襪海函∧篏はしっかりやることの二つだった。あの時、山田副大臣(当時の現地対策本部長)は、「分かった。しっかりやる」と仰った。よっぽどリングワクチンをやりたかった印象だった。

     僕が一貫して主張させて頂いているのは 「リングワクチンは国の責任でやったのだから、最後まで責任を果たせ。県に殺処分等を指示・命令などせずに、国の責任でやって頂きたい」 ということなのである。

     しかし、山田大臣は「それは法定受託事務だから」と仰る。約束が全然違う。

     また、特措法では、「県が殺処分をやらなければ、国が出来る」と書いてある。県は出来ないと言っているのだから、国の責任で国がやればいいのに、それを拒否されておられる。国が責任をもって対処すると言ったではないか?

     また、「補償はしっかりやる。地方には迷惑を掛けない」とハッキリ仰ったのに、蓋を開けてみると、特措法には 地方負担(一部又は全部)と表記 されている。これは一体どういうことなのか? こういうことで、信頼関係が構築出来るであろうか?

     読売さん、どうでしょうか?

     あの頃(5月18日頃)、まだ特措法は交付・施行されていなかった。特措法は、そもそも、(山田大臣も本音を言っておられるように)リングワクチン政策を法的に裏付け・正当化するものであった。特措法は(篠原副大臣も言っておられるが)、慌てて作った欠陥だらけの議員立法 であり、これから修正・見直し等が必要である

     果たして、法による裏付けがまだ無い状態で、我が国初めてのリングワクチンが先行実施されたのだ。対象農家や自治体関係者にとって、苦渋の選択、断腸の極みであった。

    でも、これも蔓延防止のため、県外に一歩も出さないためという農家の方々の崇高な理念と危機意識・覚悟をもって、致し方無いことだと受け入れた。つまり、こういう多くのことが手探りで機動的・柔軟的・現場の状況に応じ、判断を迫られる事態であったのだ。

     因みに、その頃、農水省から出向していた職員が本省に送った日誌に「地元がごねる」と書いてあったことが判明。これは地元では大問題になった。



      『山田農相はこれを認めず、国として地方自治法に基づく是正指示を出す構えを見せると、今度は延命方針を一転させた』

     →これに関しては、このブログでもずっと書いているが、僕は是正指示をずっと待っていた。こちらとしては、「いつでもどうぞ」の構えだった。しかし、2日待っても出される気配は無かった。児湯地域の移動制限解除予定は16日に迫っていた。

     上にも述べたが、そもそも、殺処分するのに、どうして自治法に基づく是正指示なのか?この手続き(勧告・指示・高裁判決・代執行等)には最低でも一ヶ月は掛かる。殺処分(代執行)が延びるということは、それだけ本県の非常事態宣言解除・安全宣言も延びるということである。

     それより、山田大臣自慢の特措法を適用すればいいではないのか? 特措法で、県がやらない場合は国が出来るのだから。国がやれば一日二日で殺処分出来るのに・・・・・・・・・出来ない理由でもあるのか? きっとあるのだろう。まぁ、それについては後日また。

     →僕が「薦田氏にお願いするしかない」と思ったのは、何も是正指示に怖気づいたからでは決してない。

     山田大臣が、「あくまでも殺処分ありき」という論理矛盾を押し通し、自分のメンツや意地だけを優先し、「殺処分しなければ、移動制限解除はさせない」と強引・高慢な方針を突っ張られたからである。(別に、国が6頭の抗体検査をし、陰性・安全が確認されれば、移動制限解除は出来るし、OIEに清浄国申請も出来る。つまり、あの6頭の抗体検査さえしてくれれば良かったのだ。 場合によっては殺処分はそれからでも良かった)。因みに、抗体検査は国にしか出来ない。

     他に、復興支援・補助金・交付金等を削られ、報復される懸念を感受したから、薦田氏にお願いする方針にしたのである(実際、関係者からそういう示唆を受けた)。

     県内で移動制限解除が出来なければ、当然非常事態宣言も解除出来ず、県民の皆様の生活や地域経済に大打撃となる。今でも大変なのに、これ以上延びたら致命的になる。

     薦田氏の6頭を残す利益と移動制限解除がされない不利益の総量を考慮し、大変不本意だったが、薦田氏にお願いに上がったのだ。


     『種牛を処分しなければ、制限解除が遅れて、県内の畜産の出荷が再開できない。国際機関による清浄国の認定も遅れ、牛肉や豚肉の輸出停止措置が続き、日本の畜産業全体への打撃は免れない』

     まさにその通りである。しかし、上でも述べたが、薦田氏6頭の抗体検査をし、陰性が確認されれば、全ては可能である。抗体検査をするかどうかは、県の種雄牛の特例のときと同じく、山田大臣(菅総理)の政治判断で出来るのだ。要は、大局的見地に立ち、日本畜産や農業、地域経済や産業等様々な観点に立ち、様々な民意に耳を傾け、冷静・瞬時・適切に判断し、思い切った大岡裁きが出来る政治家であるかどうか?の問題である。

     

     『知事の一連の対応は、公平性や公益性の観点から、問題があったと言えよう』

     →大変貴重なご指摘を受け、真摯かつ謙虚に受け止めなければならない。

     冒頭申し上げた公平性の意味・意義に対する議論は置いといて、今回、結果的に、薦田氏6頭は、薦田氏自らが理解し判断し、同意して頂き、全体の県益を勘案して頂き、殺処分ということに至った。仮に、今回、(そもそもリングワクチンは国の施策であるので国が責任を持ってやらなければならないにも関わらず)国に命令されるままに県が行政執行等を強行していたら、薦田氏は恐らく態度を硬化させ、行政訴訟をされ、事は拗れ、複雑化・長期化し、事によっては命を絶たれ、甚大な禍根を残し、いつまでも移動制限解除等も出来ず、県民生活や県経済に多大なる影響が出ていたのではないだろうか?

     僕は、血の通わない、体温の感じられない、法律至上主義、画一的、前例踏襲主義、責任回避主義、隠ぺい主義等の行政運営・対応 は、改めるべきだと考えている。

     例え、結果は同じ(殺処分)であろうとも、当事者や関係者の話に出来る限り耳を傾け、その方達の考え・主張・悩み等を出来得る限り斟酌し、何が最適ライン(ベター)であるか、自分で悩み・考え・模索・判断し、出来る限り周囲に理解・得心を得ながら行政・政治を進めて行く、そういう政治家でありたいと考えている。

     そういう意味で、僕の今回の一連の行動の是非は、あくまで県民の皆様に判断を委ねたい。いずれにしろ、今回、県全体のことを考え、断腸の思いでご決断して頂いた、その寛大・聡明な薦田氏の判断に対して心から敬意を表し、感謝を申し上げなければならない。

     

     『口蹄疫が発生した直後の初動の遅れをはじめ・・・・』

     →これは、どういうことだろうか? 4月20日に第一例目が確認されると同時に、県は直ちに対策本部を設置し、家伝法に基づく、国の防疫マニュアルに従い粛々と適切に取るべき対策と作業を進めた。

     「初動の遅れ」とはもしかしたら、以下のようなことを言っておられるのか?

     国内で口蹄疫が発生したにも関わらず、国の対策本部長である赤松大臣は外遊に出掛け、初めて来県されたのは、発生後約3週間経ってからであった。それとも、赤松大臣の「だから殺せと言ったんだよ」と笑って発言されたこと? それとも、初めて来県された際「幸いにも、今は川南町だけに留まっているので・・・・・」と発言されたこと? それとも、川南(かわみなみ)町の名前をいつまでも間違っておられたこと? 各閣僚がお越しになったとき、大体の閣僚は発生地の各地名を全然覚えておられなかったこと? 

     それとも、国の現地対策本部が本県に設置されたのは、発生後約一ヶ月も経ってからだったこと? そこに来られた現地対策本部長の山田氏が「僕がここに来たのは、ワクチンを打ちに来たんだよ」と 嬉しそうに、まるで宮崎が実験場であるかのように 仰られたことを言っているのか? それとも「一日一万頭は殺せ」と無理難題を高圧的に言われたことか? 「後、1・2件は発生するだろう」と予言されたことか? それとも、国の対策本部長だった鳩山首相が来県され「国の責任において、万全を期す」と明言された翌日に辞任されたことを言っているのか? それとも、まだ終息していないのに、国の現地対策本部は、ワクチンの一件が終わったら、数人残してさっさと撤収されたことか?

     いずれにしろ、国の国家的危機管理意識はそれくらいしか無いということを言っているのか?


     『最近、感染が疑われる牛を国に報告せずに勝手に殺処分していた問題も指摘されている』

     →って、指摘しているのは、読売新聞さんだけなのだが。これについては、このブログにも既に書いているが、7月1日の毎日新聞・読売新聞の取材に対して、県・国はお答えしている。特に国は、「別に問題は無かった」と回答している。問題無かったのだから、その時は記事にならなかったのであろう。しかし、どうしてこういうタイミングでまるでイチャモンのように記事化されるのか? 誰か、どこからかの圧力・指示・依頼でもあったのか? 社説で取り上げて頂いたのもそうなのか?

     いずれにしろ、今回、篠原副大臣会見にあるように、ご指摘の件については「別段問題は無い」という認識を国は示したと理解している。

     山田大臣の「もし、そういうことがあるのなら調査しなければならない」という発言に対して、篠原副大臣は「全く、現場を知らない発言」と断じておられた。


     『国と県のぎくしゃくした関係も改める必要がある』

     →全く、ご指摘の通りである。これまで、国(大臣)の傲慢・不遜・横暴・KYをぐっと堪え、我慢し、受け入れて来た。途中で爆発したら、それこそ『地域の防疫体制を主導すべき首長』として責任放棄・失格になってしまうと思ったからである。歴代大臣を始めとする国関係者、防疫対策員を始めとする県職員、発生農家さん、地元自治体、農業関連組織・団体、自衛隊、地域住民、県外からの応援の方々、ボランティアの方々、発生農家以外の農家さん、商工観光関係者、県民の皆様の生活等々・・・・・・全ての状況やバランス等を広角的に考慮し行動しなければならないのが『地域の防疫体制を主導すべき首長』である。

     何も好き好んで国と『ぎくしゃくした関係』を求めているのではない。というか、国自体とはそんなにぎくしゃくした関係では無い。問題は僕と大臣だろう。

     言うべきことは言い、協力すべきことは協力する。国と地方の関係は、これまでの「上下主従」ではなく「対等協力」の関係で無ければならないと考え、お互い信頼に足る関係を構築せんと、極めて誠心誠意行動しているつもりなのであるが、悉く、国(大臣)に裏切られ、約束を反故にされるのである。


     『口蹄疫対策は危機管理の一環として、国が責任を負うのは当然だとしても・・・・・』

     →これまた仰る通りである。今回、僕は、この部分を最初から一貫して主張させて頂いているのである。

     何度も言うが、広域災害や法定伝染病対策等は、国が責任を持って所管するべきである。特に、今回のような未曾有の事態のとき、前例のない場合特にそうである。いずれも初めての経験であり、様々な人々が様々な現場や持ち場で動くとき、特に情報収集と指揮命令系統が機能し難くなったり、混乱したりする。今回は、言うまでもなく、細菌テロ等にも通ずる要素もあり、こういうときは、国家威信・国家防疫・国家危機管理として、国が責任を持って統一統制された対応を取る必要があると考えている。

     いずれにしろ、今回のこの貴重な経験が今後に活かされなければならない。今回の様々な反省点・改良点・改善点を整理し、今後の法整備や防疫体制・対策の確立に役立てる必要がある。

     感染源・感染ルートの解明、埋却地確保の課題、症状の早期発見システムの構築、殺処分埋設のスピード化、消毒の徹底、交通管理、環境問題、関係者の心のケアー、復興・再生プロジェクト等々・・・・・・・ありとあらゆる問題点・課題点を整理し、二度とこういうことが起きないように万全な態勢を取る必要がある。


     大臣は今回の薦田氏6頭の殺処分に当たり、「例外を認めたら、次にリングワクチンを打つような事態になったとき、示しが付かない。防疫上問題がある」と仰る。メディアの記者からもそういう質問が出る。

     そうではないのだ。これも何度も言わせて頂いているが、もう二度とリングワクチンは使ってはならないのだリングワクチンを使わなければならない状況になる前に、徹底的に封じ込めなければならないのだ。

     もしも万が一使わなければならない状況が発生した場合は、地方におっ被せず、国の責任と統制・強制の下に行わなければならない。そういう法整備や体制の構築等が必要である。

     

     海外では、農家の猛反対にあってリングワクチンは失敗した例も多い。

     これはあくまでも僕の邪推であるが・・・・・山田大臣が今回、何が何でも殺処分に拘ったのは、恐らく、日本で初めてのリングワクチンを成功させたかったのだろうと思う。自分が鳴り物入りで宮崎に乗り込み、リングワクチンの責任者・為政者として来た以上、絶対に失敗したくなかったし、する訳にはいかなかった。また、自らの政治家としての実績を残したいとういうその矜持とメンツにあるのではないだろうか?と思っている。失礼な話ではあるが、移動制限解除等を人質に、あくまで殺処分の姿勢を崩さなかった一連の言動等を見て、どうもそう思わざるを得ないのだ。政治家は往々にしてそういう一面がある。仮にそうだとしたら、その為に宮崎が実験台になるなんてまっぴらごめんだった。


     いずれにしろ、リングワクチンは二度としてはいけない。確かに、あの時は蔓延防止・拡大阻止のために致し方無かった。言葉に語弊があるかも知れないが、これは、何の罪もない人から全てを奪う無差別攻撃なのである。この悲劇は経験した者でなければ分からない。二度と経験してはいけない、させてはいけないことなのだ。

     だから、山田大臣が良く言う「もし、次にリングワクチンを打つような事態になったとき・・・・・」というのは、地元の気持ちを考えれば、軽々しく言ってはいけないことなのだ。それは、僕にとっては、(例えは不適切かも知れないが)「もし、次に原爆を落とすような事態になったとき・・・・・・」と国民に言われているような気がして、到底受け入れられるものでは無いのだ。それは、絶対にあってはいけないことなのだ。

     

     5月18日、ワクチン接種を山田大臣(当時まだ副大臣)に迫られた。「知事さん、このリングワクチンを地元に説得出来なければ、あんたのリーダーとしての資質は無いんだ。知事として失格だな」と低い声で言われた。国の責任でやると言っておいて、地元や農家さん達への説得・同意等は地元首長達に押し付けるのだ。その高圧的な物言いにも到底納得が行かなかったが、あの時、そんなことをとやかく言っている時間的余裕は無かった。

     

     不本意だったが、防疫のためと思い、断腸の思いで地元を説得し、何とかご理解を頂き、決断したとき、その記者会見上で堪え切れず不覚にも涙を流してしまった。

     あの意味は、対象農家さんの悲痛や絶望を想ったからであることは言うまでも無い。それに加え、隣に座っていた山田副大臣が、初めて来県したとき「僕は、ワクチンを打ちに来たんだよ」とまるで胸躍らせながら言った(少なくとも僕にはそう見えた)その言葉が悔しくて許せなかったからだった。

     

     とにかく、リングワクチンは駄目である。絶対にやってはいけない。その為には、そうならないような万全の態勢を取る・備える必要がある。その為に、今回の事例を教訓にし、より良い法整備や防疫指針を早急に構築する必要がある。

     それが、今日、死んでいったあの6頭と今回犠牲になった多くの牛や豚に報いることでもある。

    --------------- 

    知事のブログを読めば、国がどういう対応をしてきたか、理解できるかと思います。
    このまま、そうだったのか・・・では、すませないです。
    普通の主婦にこんなこと感じさせるなんて、大変なことではないでしょうか。
    テレビが報道をやめても、真実をもっと知りたいと思います。


    以下、参考記事として、口蹄疫に関する読売新聞の一連のニュースをピックアップしてみました。 ↓

    宮崎県に口蹄疫隠しの疑い…検査拒否し殺処分
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100714-00001291-yom-soci
    7月15日3時3分配信 読売新聞

     宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、県の家畜保健衛生所の職員らが先月、同県新富町の農家で口蹄疫が疑われる症状の牛1頭を発見しながら、検査や国への通報をしないまま殺処分していたことが14日、わかった。

     県は「口蹄疫ではないと判断した」としているが、農林水産省が殺処分に関与した獣医師らから事情を聞いたところ、「明らかに口蹄疫の症状で、検査を求めたが県側に拒否された」と証言。家畜伝染病予防法は疑似患畜を発見した場合、国への通報を義務づけており、同省は同法違反の疑いもあるとみて近く、県に事情を聞く方針。

     口蹄疫のような症状が出ていた牛が見つかったのは先月25日。この時点で同町では同12日を最後に感染が確認されておらず、県全体でも同19日以降発生がなかったため、県は7月1日に「非常事態宣言」を一部解除した。農水省では「解除を遅らせたくないための“感染隠し”と受け止められかねない。検査すべきだった」としている。

     農水省によるとこの牛が見つかった場所は、感染が集中した移動制限区域内にある同町内で、約500頭を飼育する畜産農家。5月24日にワクチン接種を終えていた。

     6月25日には県家畜保健衛生所の家畜防疫員と獣医師ら計約40人が殺処分を進めていたところ、1頭に口蹄疫のような症状が見つかった。

     この症状を確認した獣医師らはその場で、「口蹄疫の典型的な症状」として、口内の写真撮影と血液の採取を求めたが、現場責任者で獣医師の資格を持つ県の家畜防疫員が「必要ない」として、その日のうちに殺処分と埋却を終えたという。

     読売新聞の取材に対し、県畜産課の児玉州男(くにお)課長は、現場で異議が出たことは認めたが、「軽微な症状だったので、口蹄疫ではないと判断した。殺処分と埋却の権限は県の防疫員にあり、対応に問題はない」としている。

     しかし、農水省が現場に居合わせた獣医師ら3人に聞き取り調査を行ったところ、「牛の舌には水疱(すいほう)ができ、鼻や歯茎などにただれと潰瘍(かいよう)が複数あった」「典型的な口蹄疫の症状で、獣医師らで家畜防疫員に検査するよう何度も迫ったが、聞き入れられなかった」などと話したという。

     家畜伝染病予防法は、疑似患畜を発見した場合、獣医師や農家に対し、速やかに県を通じて国に報告することを義務づけている。

     同省は「軽微な症状でも、まず検査するのが防疫の鉄則。仮に感染していた場合、人や車を介してウイルスが拡散した危険性もあった」として県から事情を聞く方針。



    防疫員「上の指示で殺処分」…口蹄疫疑い未報告
    http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100715-OYT1T00615.htm 
    2010年7月15日14時47分  読売新聞


     宮崎県の家畜保健衛生所の家畜防疫員が口蹄疫(こうていえき)のような症状のある牛を発見しながら、検査や国への報告をしないまま殺処分した問題で、この防疫員が処分前に「(県の現地対策)本部に確認する」として、携帯電話で判断を仰いでいたことが15日、わかった。


     農林水産省が関係者からの聞き取り調査で確認した。防疫員は症状の写真撮影もしておらず、同省では、県の現地対策本部が症状も見ないまま殺処分を指示していたとみて、一連の経緯を調べている。

     この問題では先月25日、同県新富町の牛農家で、ワクチンを接種した牛約500頭が殺処分されている最中、口の中に赤い斑点や水ほうなどがある牛1頭を発見。現場の獣医師から「検査すべき」という声が上がったものの、県の家畜防疫員が「必要ない」として、写真撮影や血液などの検体採取をしないまま殺処分したことが分かっている。

     同省が現場に居合わせた複数の獣医師らから聞き取り調査をしたところ、この防疫員は、問題の牛を見つけると、獣医師らに作業を中止させた上で、「本部に確認する」として、約20分間にわたり携帯電話で話し、電話を切った後、「疑わしい症状の牛がいたが、上の指示で殺処分を続ける」と話したという。

     同省が県に確認したところ、防疫員はこの時間帯、新富町役場内にある県の現地対策本部と連絡を取っていたという。同省では、症状を目視したり写真で確認したりしていない県の対策本部が、殺処分するよう指示したとみて、今後、対策本部や県の家畜防疫の担当幹部からも事情を聞く方針だ。

     読売新聞の取材に対し、県畜産課はこれまで、「報告を受けたのは処分4日後の6月29日。検査や国への報告をしないで殺処分したのは、現場の責任者である家畜防疫員の判断だった」としており、家畜防疫員は「答えられない」としていた。

     ◆農相「徹底して調査」◆

     この問題について、山田農相は15日朝、農水省が調査を進めていることを認めた上で、「口蹄疫と判明すれば、家畜の移動・搬出制限区域の解除時期にも関係してくる問題で、疑わしい事例が報告されなかったのは大変、遺憾。(調査は)徹底して行う」と話した。

     一方、宮崎県畜産課の岩崎充祐家畜防疫対策監は同日、記者会見を開き、「家畜防疫員と県対策本部が協議して判断した。これ以上の調査をするつもりはない」と説明したが、これまで話を聞いたのは県の家畜防疫員からだけで、「現場に居合わせた獣医師らからは事情を聞いていない」と話した。



    民間種牛6頭の殺処分着手、農水副大臣が謝罪http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100518-296281/news/20100717-OYT1T00336.htm 
    (2010年7月17日13時59分  読売新聞)


    殺処分場に運ぶためトラックに載せられる薦田さんの種牛


    殺処分場に運ぶため種牛が載せられたトラックを見送る薦田さん(中央)=林陽一撮影 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、県は17日、高鍋町の薦田(こもだ)長久さん(72)の種牛6頭の殺処分に着手した。

     午前9時50分頃、家畜を運び出すためのトラック1台が、作業を担当する獣医師や県畜産課職員らを乗せたバスと一緒に薦田さんの農場に到着。同10時半頃、6頭のうち2頭を載せたトラックが、高鍋町内のJA所有の共同埋却地に向かって出発した。埋却地に到着後、殺処分される。残る4頭も順次運び出され、すべての殺処分と埋却が完了するのは午後になる見込み。

     政府現地対策本部長の篠原孝・農林水産副大臣は、獣医師らよりも前に薦田さんの農場に到着。篠原副大臣によると、「残念ながら殺処分することになってしまい、すみませんでした」と謝罪したところ、薦田さんは「宮崎の畜産振興にぜひ力を入れてほしい」と答えたという。1回目の運び出しの際、2人は一緒にトラックを見送ったが、薦田さんはうなだれていたという。

     県は6頭を埋却した後、18日午前0時、高鍋町を中心にした移動・搬出制限区域を解除するとともに、制限区域内の住民にイベントや外出の自粛を求めた非常事態宣言も解く見通し。県内で移動制限区域が残るのは、27日に解除予定の宮崎市の一部だけとなる。



    種牛6頭の殺処分終了、移動制限解除へ
    http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100717-OYT1T00629.htm2010年7月17日16時58分  読売新聞)

     
    殺処分場に運ぶためトラックに乗せられる種牛

    最後の種牛との別れを惜しむ薦田さんの家族ら=林陽一撮影 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、県は17日、高鍋町の薦田(こもだ)長久さん(72)の種牛6頭の殺処分と埋却を終えた。

     これで殺処分対象の家畜はすべて処分した。県は18日午前0時に高鍋町を中心とした家畜の移動制限区域を解除し、制限区域内の住民にイベントや外出の自粛を求めた非常事態宣言も解く。県内で移動制限区域が残るのは、27日に解除予定の宮崎市の一部だけとなる。

     種牛はトラックで2頭ずつ3回に分けて町内の共同埋却地に運ばれた。薦田さんの家族は荷台を覆うブルーシートをめくり、牛の体を何度もなでて別れを惜しんだ。薦田さんは付き添わず、埋却地で獣医師が注射を打って殺処分した。

     県は、殺処分前に6頭の血液を採取した。薦田さんの要請を受けて行ったもので、種牛が感染していなかったことを抗体検査で確認したい意向だ。


     

    守れず残念と薦田さん、牛のお守り一緒に埋却へ
    http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100717-OYT1T00774.htm
    2010年7月17日21時33分  読売新聞 
     
     口蹄疫(こうていえき)問題で、宮崎県が種牛6頭の殺処分と埋却を終えた17日午後、所有者の高鍋町の薦田(こもだ)長久さん(72)は報道陣に「守ってやれなかったのは残念だが、畜産農家の気持ちを理解してもらえたと思う。今後は官民一体となって畜産振興に取り組んでほしい」と語った。

     6頭との別れ際、薦田さんはトラックに積み込まれた牛に「ありがとう」と声をかけ、7人の従業員と一緒に見送った。牛の首に付けていたお守りは運び出す前に外され、一緒に埋却するよう県の職員に託したという。

     「お騒がせして本当に申し訳ない。いろいろなことが走馬灯のように頭を駆けめぐっている。家畜は農家にとって宝。本当に私たちの生活を支えてくれた」

     県内で4月20日に口蹄疫の1例が発生してから、同居していた長男、長女とも別居するなど防疫には細心の注意を払ってきた。今後については「体力的に種牛を育てることはできない。牛づくりのノウハウを長男や若い人に伝えたい」と話した。

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    民間種牛6頭を殺処分 宮崎・高鍋町の移動制限解除へ
    朝日 2010年7月17日21時18分
    http://www.asahi.com/national/update/0717/SEB201007170081.html  

     家畜の伝染病、口蹄疫(こうていえき)の問題で、ワクチン接種地域で最後まで残っていた宮崎県高鍋町の畜産農家、薦田長久(こもだ・ながひさ)さん(72)の種牛6頭が17日、県によって殺処分され、埋却された。種牛の農場の防疫作業も終わり、農場から半径10キロ内に残された家畜などの移動制限は18日午前0時に解除される見通しとなった。地元では、公共施設の再開などの動きも始まった。

     種牛の殺処分は、農場から数キロ離れた共同埋却地で行われた。薦田さんは、トラックに載せられて自宅兼農場から出発する種牛たちに「私たちの生活を支えてくれてありがとう」と声をかけたという。作業にあたる県職員には、種牛の運命を心配した県外の人から6頭それぞれに贈られたお守りや、花束、酒を、「種牛たちに手向けてほしい」と託し、深々と頭を下げた。

     薦田さんは6頭の搬出を家族と見送った後、取材に応じ、声を詰まらせながら、「牛は全部いなくなった。体力的にもう私は牛を養えないが、今後は研究してきたことを若い人に伝えたい」と語った。この日、薦田さんを訪ねた政府の現地対策本部長の篠原孝農林水産副大臣には「これからは官民分け隔て無く畜産振興に取り組めるようにしてほしい」と求めたという。

     今後、宮崎県内に残る移動・搬出制限区域(発生農場から半径10キロ内・10〜20キロ内)は宮崎市の発生農場を中心とするもののみとなる。

     制限解除とともに、県民に不要不急の外出などの自粛を求めた「非常事態宣言」の対象からも外れる。薦田さんの農場がある高鍋町では、閉館していた図書館などの公共施設は17日から再開された。町立高鍋図書館の担当者は「皆さん、待ち望んでいたという感じ。喜んでもらえて良かった」と話した。







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