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    中国が狙う要衝 離島所有者夫妻殺害事件を追う:井上和彦氏(正論6月号より)〜間接侵略の手段をエスカレートさせている彼らに、政府も国民も真剣に警戒せよ!

    中国ってこんな国 comments(0) trackbacks(0) まったけの嫁
    JUGEMテーマ:中国関連

    拙ブログ(3月28日付記事)、【第二尖閣・外離島の所有者である親日台湾人のご夫婦が殺害されているようです】 で紹介した殺害事件について、井上和彦さんが詳しい記事にされていたので、ご紹介します。


    井上 和彦
    ジャーナリスト 井上和彦


    正論6月号 より

    中国が狙う要衝
    離島所有者夫妻殺害事件を追う

    井上和彦

    「中国人には売らない」の言葉を遺して

     中国によるわが国の水源地や森林などの購入が「間接侵略の一環」として問題となって久しい。

    金にあかした彼らの触手は、尖閣諸島をめぐって緊張高まる日中対峙の最前線、沖縄の島々にも当然ながら及んでいる。筆者は本誌昨年7月号で、八重山諸島・西表島(沖縄県竹富町)沖合の小さな離島の土地を中国人が購入しようとしたことを紹介した(「報道されない離島の真実」上)。

     このときは、土地の所有者が親日派の台湾人で、「中国人には売らない」と購入依頼をきっぱりと拒否したと聞き、一抹の不安を感じながらも、すぐに中国人の手に渡ることはなかろうと高をくくっていた。

     ところが、である。今年2月、その所有者が、妻とともに台湾で殺害されてしまったのだ。しかも所有者夫妻が持つ土地の売買話を、事件の背景として台湾メディアが報じているのである。

     殺害されたのは、西表島在住の陳進福氏(78)と夫人の張翠萍氏(57)。陳氏は、1934年台湾生まれの78歳。留学生として来日し、日本の大学で教壇に立つなど日本との関わりが深く、約30年前に西表島に土地を購入して農業生産法人の牧場経営に乗り出した。1980年代に西表島の南西部の沖合に浮かぶほぼ無人島(住人1人)の外離島(そとばなりじま)と、やはり無人島の内離島(うちばなりじま)の土地を購入して保有していた

     外離島には、夫妻名義と、陳氏の所有する会社名義の約2万平方メートル(原野および耕作地)、内離島には夫人名義の約2000平方メートルの土地を保有していた。西表島にも陳氏名義の土地や宅地などをもっていた。陳氏は高齢になったこともあり、所有する土地を売却しようと考え、西表島で民宿を経営する知人のA氏に相談を持ちかけた。このときは、西表島の美原の土地の売却がメインだったようだ。

     そこでA氏は、陳氏の依頼を受けて民宿の外に土地売買の広告看板を掲げていたところ、これに目をつけた中国人一行が2011年1月にA氏の民宿に宿泊し、その土地を購入したいと申し出てきた。このとき、A氏が宿帳への名前と住所を記入するよう求めても、彼らはあれこれ言い逃れをして拒み続けるという不審な行動をとったという。結局、彼らは記入せずに宿を後にした。

     A氏が後日、中国人の意向を陳進福氏に電話で伝えたところ、陳氏は「中国人には売るつもりはない!」ときっぱりと断ったという。

     「陳さんが殺されたというニュースを息子さんから聞かされてびっくりしましたよ。陳さんは私の無二の親友で、土地の売却に関しても『全部あなたに任せる!』と託された仲です。本当に悲しいですよ」

     陳氏夫妻が土地を所有していた外離島および内離島は、西表島西部の白浜集落の沖合にある。近くには大型船舶が入港できる船浮港があり、ほぼ真北には尖閣諸島、西には日本最西端の島・与那国島がある安全保障上の戦略要衝なのだ。

     実際、大東亜戦争時には、内離島に船浮要塞があり、歩兵部隊、高射砲部隊、陸軍病院まで配置された。外離島にも、高射砲が設置され、陸軍部隊が駐屯していたことからも、古くから軍事的価値の高い島々だったことがわかる。

     したがってこうした国境離島が中国人の手に渡った場合、我が国の安全保障に大きな影響がでることも予想される。なんらかの対日工作施設が造られ、民間人を装った特殊部隊員が潜伏するかもしれないし、周辺海域の船舶航行の安全すら確保できなくなる可能性もある。尖閣諸島や与那国島が危険にさらされることはいうまでもない

     さらに外離島と内離島の対岸にある白浜で話を聞いてみると、昨年、得体14の知れない複数の中国人が付近の土地を物色しにきていたというから薄気味悪い。

     A氏は、こう話した。

    「外離島が中国人の手に渡ったらたいへんなことになります。絶対にダメです。陳さんも生前、『万が一、自分の身に何かあっても絶対に中国人には売らないよう、息子に言っておくつもりだ』と言っておられましたがね・・・」

    「香港の中国人」と交渉!?

     陳氏夫妻はなぜ殺害されたのか

    台湾メディアでは、逮捕された女と陳氏の男女関係のもつれが原因との見方も報じられたが、土地売買に絡む問題が事件の背景にあるという説が有力のようだ。

     事件の経緯は次の通りである。

    2月16日、陳氏夫妻は台湾北部、新北市内の淡水河河畔のカフェに姿を見せたのを最後に、消息が途絶えた。同月20日、夫妻の家族が警察に捜索願を出し、その6日後に陳氏が、次いで3月2日に張本人が相次いで淡水河畔で遺体となって見つかった。陳氏の遺体には刺し傷が多数あり、司法解剖を経て、ともに他殺であると断定された。捜査の結果、夫妻が最後に目撃されたカフェ店長の女と男性3人が殺人容疑で拘束され、4月10日にはこの女店長の単独犯行と断定され、起訴された。

    (※参考画像:左は、殺された陳進福さん、右が、殺したとされる女店長、謝依涵。

    出典:Funny Restaurant 犬とレストランとイタリア料理


     だが、起訴された謝依涵被告の供述は二転三転し、目撃情報と辻褄の合わない箇所があるという。張夫人の遺体の肋骨は折れていたと報道されており、女の単独犯行とも考えにくい。

    (※参考画像:



    出典:http://www.ettoday.net/news/20130311/173135.htm


    出典:http://www.ettoday.net/news/20130311/173108.htm


    事件には不可解な点があまりにも多く、単なる金銭トラブルを原因とする殺人事件ではないとの見方は強まる一方だ


     事件は、台湾で「八里雙屍命案」と呼ばれて大きく報じられたのだが、中でも『東森テレビ』は、事件の背景に最も踏み込んで報じた。

    特に、ニュース番組で特ダネとして紹介した「外離島と内離島売買の2度目の商談について」の覚書は衝撃的だった。香港の中国人が陳氏に土地の売買を持ちかけていたことを証明する内容だったからである。

     事件は、4月1日付産経新聞でも取り上げられた。記事は、「沖縄に土地を所有していた陳さんが中国ともめていたとの話もある」という日本の公安関係者の話を紹介しており、公安当局もこの事件に関心を寄せていることがわかる。

     ただ、前出のA氏はいう。

    「外離島の土地の売却話について、私はまったく知らなかった。そんなことがあったとは・・・。驚いています」

     報道などによれば、2012年の中秋節頃(9月30日)に、香港の中国人グループが陳氏に接近し、外離島と内離島の土地の購入を持ちかけたがいったんは断られたという。そして2度目の交渉が行われたのが、2012年10月10日だった。東森テレビが独占入手して報じた覚書は、このときに交わされたとされる備忘録(メモ)である。覚書を見た情報筋は、次のように指摘する。

     ●原文には、「港方」という用語が使われている。これは「香港側」という意味だが、香港政府当局しか使わない言葉。民間人は使わない。

     ●購入を希望する香港側は、外国籍船舶の領海進出の可否問題にこだわっている。

     私が入手した備忘録の日本語訳には、次のような趣旨が記されている。

    「香港側は、外国人の当該2島の購買を日本政府が阻止しないことの保証を望む
    「香港側は、或いは漁業基地として使用すると構想している。しかし、外国籍船舶の日本領海進出は可能かどうかが問題

     陳氏はA氏に「中国人には土地は売らない」と言い残しているだけに、本当に交渉があったのか疑問は残る。ただ台湾では、香港側は開発会社で、外離島をレジャーランドにする目的で陳氏から土地を購入しようとしたとの報道もなされた。このようなアクセスの悪い場所に観光施設を造る意味などなさそうだが、漁業基地にせよ、レジャーランドにせよ、荒唐無稽に思える情報も笑って済まされないのが中国なのである。

     中国海軍初の空母として就役した『遼寧』の母体となった旧ソ連製空母『ワリャーグ』を中国がウクライナから購入したさいには、マカオの”民間会社”が「カジノにする」という名目で手に入れていた。

    民間を装い、適当な理由をくっつけて「キナ臭い」モノを買うのは中国の常套手段なのだ。

    外離島や内離島も中国に購入されたら、軍事的に利用される可能性が極めて高い。実際、前出の産経新聞記事によれば、台湾の東森テレビの3月11日電子版は、陳氏に接触してきた香港の中国人が、「大陸(中国)の軍関係者からの指示で購入を図ったともいわれている」と伝えているのである。

     尖閣諸島をはじめ、外離島や内離島を抱える八重山地区の防衛協会会長を務める三木巖氏はいう。

     「事件を知り、東シナ海で日中間の緊張が高まる中、我々の暮らす国境の島々に目に見えない侵略が始まっているという認識を持つ必要があると強く感じました中国人が、日本人を使って間接的に土地取得を行う可能性もありますし、厳重な警戒と監視が望まれます」

    (※参考動画:
    【三木巖】国防の最前線・八重山諸島に迫る危機[桜H22/9/20] /【ニコニコ動画】【尖閣防衛】八重山防衛協会・三木巌氏に聞く[桜H23/2/10]

     日本人が尖閣諸島に気を取られている隙に、中国は、日本国内の土地を買い漁っている。

    今回の事件の真相は不明だが、中国が土地を無理矢理手に入れるために陳夫妻を殺害したとすれば、彼らは間接侵略の手段をエスカレートさせていることになる

    政府も国民も真剣に警戒しなければならない。



    正論6月号
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    =============

    「お気に召すままサンライズ・タイム」さんブログでも、この事件をとりあげておられます。
     ↓

    島嶼売買(陳進福 殺害事件)http://blog.goo.ne.jp/xiusuigogogo/e/9fd691e640b7dd0e14aea8a88f7e3160

    (前略)50万円で購入した二島は、現在、1億5000万円前後に値上がりしているのではないかと見られている。尖閣を国有化した後、自衛隊は内離島の埠頭を使用する必要があり、政府が陳進福に対して島を買い戻したいと申し出た。しかし、陳進福は拒絶したようだ。西表島には、背後関係が不明の中国人も現れて、島を視察した後、矢張り、購入を申し出たが拒絶されている。交渉相手となった男性の証言によれば、陳は日本にも中国にも売る気はなかったと言う。


    外離島と内離島の所有者については、恐らくは、陳の前妻との間に生まれた二人の息子が相続するのではないかと言われているが、二人は未だにメディアの前に姿を現していない

    日本にとって戦略的に重要な島は、中国にとっても、台湾にとっても重要だ

    その島が、一般の台湾人とは明らかに異なる人物によって購入された。しかも、売りに出されると、地権者である人物は、中国人にも日本人にも売らないと言い、更に、普通の香港人とは異なる人物と交渉を重ねている。日本の国土が、無責任な状態に置かれていると言える。

    (中略)外国人の土地購入を、野放図に認めている日本側こそ、国土に対して責任を放棄していると言わざるを得ない。(後略)

    とても興味深い内容ですので、ぜひ全文をお読みくださいませ⇒全文を読む




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