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    音楽著作権使用料〜ジャズ喫茶とJASRAC

    身近な歪み〜これでいいのか comments(1) trackbacks(1) まったけの嫁
    数年前の記事になりますが・・・たまたまジャズ好きの社長から聞いた話しが気にかかったのでアップしてみた次第です。


    新潟の老舗JAZZ喫茶SWANにJASRACが過去分請求552万円

      ジャズ喫茶スワン
      世界的に有名なバンドのリーダーで “ジャズの巨人”と讃えられた故デューク・エリントンが名誉市民。さらに、年2回ジャズの祭典「ジャズストリート」を開催している新潟市。 市内にはジャズ喫茶をはじめジャズ関連ショップも多い。その中でも別格的存在が「ジャズ喫茶 スワン」だ。  日本音楽著作権協会(JASRAC)は新潟地裁に対し、新潟の老舗ジャズ喫茶「スワン」が、店内演奏で使われる曲の著作権使用料550万円余りを支払っていないとして、演奏差し止め、楽器、レコードの差し押さえなどを求める仮処分を申し立てた。同様の請求は他の音楽喫茶に対しても強められている。(新潟日報2003年12月13日記事より)

      ご存知の通り、JASRACとは音楽著作権の集中管理事業を日本国内において営む社団法人である。JASRACは、音楽(楽曲、歌詞)の著作権を持つ作詞者、作曲者、音楽出版者から録音権、演奏権などの著作権の信託を受けて、音楽の利用者に対する利用許諾(ライセンス)、利用料の徴収と権利者への分配、著作権侵害の監視、著作権侵害者に対する法的責任の追及などを主な業務としている。(byWikipedia)
    JASRACとは、1年間に及ぶ騒動の末、和解で収束した。
    過去10年使用料550万請求が280万(150万現金 130万130ヶ月払い)に、そして、月額使用料52380円請求が13440円になり、和議に至ったとのこと。スワン側としては納得いかなかったものの、店舗継続の為やむを得なかったという。 スワン店主のHPに和解の後、次のようなことがしるされていた。

    ▼音楽著作権使用料規程の使用料算定方法

      ジャズ喫茶スワン席数40席・レコード演奏のみとして業種5の算定
      ジャズ喫茶包括契約   18900円(レコード演奏のみ)
      同規模の喫茶店BGM契約 6000円(レコード演奏のみ)
      37倍の額の使用料。コーヒー代は双方同じ400円程。オーディオ、CD等経費は余分に掛かり、「いい音でいい音楽を多くの人に」と考えるジャズ喫茶の経営は困難になるわけだ。

      包括契約と1曲毎の算定があり、スワンは1曲毎の使用料だと24000円/月。 同一店舗に2つ以上の算定があるそうで、これは実情に則した課金の一面より、使用料徴収の脅しに使われるらしい。
      ジャズ喫茶スワンを使用料規程1曲毎で正確に計算すれば
      レコード演奏1曲5分以内40円 
      40円×(60÷5)曲=480円 1時間で480円
      営業時間AM10:00〜PM10:00で12時間
      480円×12時間=5760円
      1ヶ月、30日営業すると 
      5760円×30日=172800円。
      使用料規程の1曲毎の算定をジャズ喫茶に適用すると、たいていの店の存続は困難と思われる。BGM使用の喫茶店との格差を考えると、商売上の公平性に欠けると共に音楽著作権使用料規程そのものに無理があると言わざるを得ない。

    ▼過去10年の音楽著作権使用料未払い分請求

      著作権侵害によるJASRACからの過去10年分使用料 550万円
      の内訳 
      1曲1回の使用料 レコード演奏40円、生演奏90円
      1日の使用料レコード演奏 40円×30曲=1200円
      生演奏    90円×14曲=1260円
      1ヶ月の使用料レコード演奏 1200円×30日=36000円
      生演奏    1260円×13日=16380円 
      合計 月額52380円
       ⇒9月調停不調時上記と同様の算定方法で過去10年分422万月額36800円
       ⇒9月調停不調時包括契約表5の算定方法で過去10年分322万月額35200円
      同一店舗に3ヶ月間で3種類の算定額、しかも200万以上の差がある
      この様な算定と請求が、法律的に又一般慣習からみて、どのような整合性があるのか監督官庁に是非お尋ねしたい。このままではJASRAC独断を容認しているようにも見受けられ、残念でならない。

    ▼説明不足・強圧的態度・経理の不透明

      音楽著作権使用料規程にある使用料規程細則の開示を求めたが返答なし。なのに、
      説明は終わったの一点張り。尚も説明を求めると、音楽使用許諾を出さないと参加全店を脅迫する始末。
      ◆ 屬匹蹐椶Δ汎韻犬澄廖嵋引きだ」「頭が悪い」等罵詈雑言を浴びせる。そうしないと使用料徴収ができないのだろうか。お金を預かるものの態度とは思えない。
      新潟では、同業種で閉店に追い込まれた店1店。
      他2店は夜のみ営業でスナックとして契約。過去10年分80万と月使用料1万〜2万(ライブ頻度による)。みせしめに1〜2店に高額を請求して「ああなると困るでしょ」と周りの数店から使用料を徴収する
      新潟の老舗「ジャズママ」は高額の過去請求を受け、35年の歴史に幕を閉じた。数回の調停後、自己破産もならず、2000円/月を死ぬまで支払うと約束させられた。文化庁の許認可業者のしわざとはとても思えない。なんでそんなにお金が必要なのか。行き過ぎではないのか。
      JASRACは1000億を超える収入があるそうです。それなのにこの不透明な仕組みはなんだろう。この仕組みは問題だと思いませんか?


    ◆mattakeコメ◆
    ジャズが大好きな職場の社長から、身近なジャズ喫茶の事情をはじめて知った。昔ながらの歴史のあるジャズ喫茶が消えていっている訳が少し見えたような気がする。
    ところで、JASRAC設立のきっかけとなった「プラーゲ旋風」をご存じですか。
      1931年(昭和6年)、ドイツ人のW・プラーゲ博士が、ヨーロッパの主要な著作権団体の代理人として、日本での仲介業務を開始。著作権思想の普及していないわが国での強い権利主張と、当時としては高額な使用料請求は「プラーゲ旋風」と呼ばれ、社会問題に発展しました。
      著作権法を所管していた内務省は対策を講じ、1939年(昭和14年)に「仲介業務法」を制定、著作権の仲介業務を行うには監督官庁の許可が必要となりました。そして、同法による許可を受けて、この年にJASRACが設立されたのです。しかし、プラーゲ博士は、仲介業務の許可を受けることができず、1941年に帰国しました。(「JASRAC」1998年パンフレット内記事)
    この内容からわかるように、JASRACはプラーゲ旋風によって産み落とされたのです。その後産みの親を蹴り出したわけですが…。

    正義の味方っぽく誕生したJASRACも今では親をも凌ぐ程に成長し、営業中のジャズ喫茶に陣取って「ドロボー」て叫んだりしてるそうで…。
    日本から追い出されたプラーゲ博士がこんな事態を知ったら何て思うだろう。
     (真面目なJASRAC職員には申し訳ないですが)「JASRACをとっとと潰せ、俺にはそう言える権利がある。」そんなプラーゲ博士のつぶやきが聞こえてきそうな気がします。

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        コメント一覧

        ひど過ぎますね高すぎますね マイルスデイビスにきっちり著作権料は支払われているんでしょうか?チャーリーパーカーに著作権は支払われているんでしょうか?コルトレーンに著作権料はきっちり支払われているんでしょうか? 官僚は東大出の頭のいい奴ばかりだからどうせ楽して金儲けだろう JASRACは有名な天下りの最たる物だ 音楽もろくに分からぬ奴が音楽で金儲け悔しかったらJAZZ演奏してみろ馬鹿野郎が国民を食い物にする東大出の野郎は深く反省してもらいたい。

        • 真空管マニアさん
        • 2014/06/01 8:50 AM
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         重要無形文化財に指定されている日本の伝統音楽・雅楽に対し、日本音楽著作権協会(JASRAC)が著作権使用料を支払うよう求めたとして、雅楽演奏家が自身の公式Twitter上で批判している。  雅楽演奏家の岩佐堅志氏が12日に投稿したツイートによれば、同氏のもとにJASR
        • チキンハート
        • 2012/12/13 3:58 PM
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